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哲学の問い

ちくま新書 1813

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-480-07632-8
4-480-07632-8
税込価格 968円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

「世界は物質だけでできているという考えは、科学的だと言えるのか」「犯罪者は、非難の対象ではなく治療の対象として扱われるべきか」「何かが本当に存在しているとは、いったいどういう意味なのか」…。哲学をすることの中心には、世界の隙間に目を向けて、自分自身の頭と言葉で問いを育てていくことがある。バラエティ豊かな二四の問いを通じて、“哲学をするとはどのようなことか”を読者が一気につかみ取るための、生きた哲学の入門書。

目次

“対話”編(それ自体として価値あるもの
同じ色を見ている?
自由のために戦わない自由
科学は“べき”を語れるか
犯罪者をどう取り扱うべきか ほか)
“論述”編(コロナの時代の恋
同性婚・リベラル・保守
妨げられることなしに
自由意志を実験する
押せないボタン ほか)

著者紹介

青山 拓央 (アオヤマ タクオ)  
1975年生まれ。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。哲学の観点から、とくに時間・言語・自由・心身関係を考察。慶應義塾大学より博士(哲学)を取得。県立浦和高校、千葉大学文学部、同大学院博士課程、日本学術振興会特別研究員、山口大学時間学研究所准教授を経て現職。2006年、日本科学哲学会第1回石本賞を受賞。2011年、文部科学大臣表彰科学技術賞を研究グループにて受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)