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自民党幹事長 歴史に見る権力と人間力

ちくま新書 1810

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-480-07639-7
4-480-07639-5
税込価格 968円
頁数・縦 221,5P 18cm

商品内容

要旨

自民党幹事長は、いつも政治の中心にいる。党内対立・抗争で調停役を務め、国会では野党との対立の矢面に立ち、また時に妥協の道を探り、国政選挙では陣頭指揮に立つ。幹事長ポストでは政治家としての総合的な力量が試される。政策能力、組織運営力、そして人望―まさに人間力の勝負である。長く政治を取材し、テレビのキャスター、コメンテーターとしても活躍してきたベテラン政治記者が、自民党の五五代・四三人の歴代幹事長の業績を振り返り、幹事長の強さの秘密を探る。

目次

第1章 大物政治家に見る名幹事長の条件とは(最強の幹事長、田中角栄
加藤紘一の新境地 ほか)
第2章 歴代幹事長を振り返る(岸から田中まで
保利茂から竹下登まで ほか)
第3章 様々な幹事長タイプ(三角大福中は全員幹事長経験者
竹下派「七奉行」の幹事長争い ほか)
第4章 権力と人間力(強さの源泉
「人間力」と人材枯渇)
終章 緊張感ある政治に向けて(政策の新機軸は生まれるか
メディアと幹事長 ほか)

出版社・メーカーコメント

組織運営力や政策調整力から、人望など総合的な力までも問われる自民党幹事長。全五五代の業績を検証しその強さの秘密を探りつつ、政治とカネの問題を考察する。

著者紹介

星 浩 (ホシ ヒロシ)  
1955年福島県生まれ。TBSテレビスペシャルコメンテーター。東京大学卒。朝日新聞に入社し、政治部記者として首相官邸、外務省、自民党などを担当。ワシントン特派員、政治部デスク、オピニオン編集長、特別編集委員などを経て2016年に朝日新聞を退社、TBS系「NEWS23」キャスターを務める。2004‐06年、東京大学大学院特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)