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中高年リスキリング これからも必要とされる働き方を手にいれる

朝日新書 966

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-02-295265-3
4-02-295265-2
税込価格 990円
頁数・縦 270P 18cm

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要旨

デジタル化の進展、人口減少や高齢化といった労働市場の変化、またグローバル化への対応などを背景に「リスキリング(reskilling)」に注目する企業や個人が増えている。特に、高年齢者雇用安定法によって70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務となった中、40代以上の中高年のリスキリングの必要性は増している。本書は、人生100年時代において、長く必要とされ、働き続けるための個人のリスキリングについて解説する。定年後の働き方を見据えれば、組織に雇用される「雇用寿命」と同時に、自ら仕事を創って個人事業主やフリーランスとして働ける「労働寿命」を延ばす努力が必要だとする。また、「スキルと学び」「健康」「お金」「人間関係」「仕事」の5つに時間や労働力を投資することで「成長市場におけるスキルの獲得」「やりたい仕事に就く」などのリターンを得られると説く。著者は2021年に自ら設立した一般社団法人ジャパン・リスキリング・イニシアチブ代表理事。リスキリングプラットフォームを提供する米国企業SkyHive Technologies日本代表。1971年生まれ。富士銀行(現・みずほ銀行)を経て、米国で起業。帰国後、米国のフィンテック企業の日本法人代表などを務めた後、現職。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年9月17日]

商品内容

要旨

70歳定年が現実的になりつつある今、将来の選択肢を増やすために、何をどう変えていけばよいのか。ヘルスケア、金融、会計、法務等、さまざまな業界や職業に特化した生成AIサービスが次々と誕生している。人間の労働が代替される「技術的失業」が起きる未来に備え、より長く働き続けるために今なすべきことを解説する。

目次

第1章 定年4.0時代のリスキリング(現実味を増す「定年4.0」の世界
AIリストラに備えよ!)
第2章 リスキリングで労働寿命を長くする(定年4.0の時代に労働移動を実現する
リスキリングにどう取り組むか
AI時代に求められる「学際的スキル」)
第3章 リスキリングを開始・継続するために(定年後に向けて40代から始める「5つの投資」
「スキルと学び」に投資し、IDスキルの形成を目指す
「健康」に投資し、労働寿命を延ばす ほか)

出版社・メーカーコメント

60歳以降も働き続けることが当たり前になる中、注目を集めるリスキリング。AIによる自動化、DX人材の不足、70歳までの延長雇用など、激変する労働市場にあって、長く働き続けるには何をどう変えていけばいいのか。実情をふまえた対処法を解説する。

著者紹介

後藤 宗明 (ゴトウ ムネアキ)  
1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。富士銀行(現・みずほ銀行)を経て、米国で起業。帰国後、米国のフィンテック企業の日本法人代表などを務めたのち、2021年に一般社団法人ジャパン・リスキング・イニシアチブを設立し、代表理事に就任。現在は、リスキリングプラットフォームを提供する米国企業「SkyHive Technologies」の日本代表も務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)