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昭和歌謡史 古賀政男、東海林太郎から、美空ひばり、中森明菜まで

中公新書 2818

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-12-102818-1
4-12-102818-X
税込価格 1,155円
頁数・縦 372P 18cm

商品内容

要旨

日本人の心を躍らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。その礎は中山晋平、西條八十が築き、三大作曲家の古賀政男、古関裕而、服部良一によって確立する。時代は戦争、敗戦と復興、高度成長へと進み、視聴手段もレコード、ラジオからテレビへと変化する。本書は作詞家、作曲家、歌手らが残した膨大な史料を用いて実証的に考察。数々の名曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。人はなぜ昭和歌謡に魅了されるのか。

目次

序章 昭和歌謡の夜明け前
第1章 昭和歌謡の夜明け 昭和三年〜一三年(一九二八〜三八)
第2章 戦時歌謡 昭和一二年〜一五年(一九三七〜四〇)
第3章 暗い戦争と明るい歌謡曲 昭和一六年〜二〇年(一九四一〜四五)
第4章 戦後復興の歌声 昭和二〇年〜三三年(一九四五〜五八)
第5章 歌謡曲の新旧交代 昭和三〇年〜三九年(一九五五〜六四)
第6章 歌謡曲の細分化 昭和四〇年〜四九年(一九六五〜七四)
第7章 歌謡曲の栄光から斜陽 昭和五〇年〜六三年(一九七五〜八八)
終章 昭和歌謡は輝いている

出版社・メーカーコメント

日本人の心を踊らせ、泣かせてきた昭和の歌謡曲。その礎は中山晋平、西條八十に始まり、三大作曲家の古賀政男、古関裕而、服部良一によって確立する。時は戦争、敗戦、高度成長へと進み、視聴手段もレコード、ラジオからテレビへと進化する。本書は音楽家が残した一次史料を歴史学の手法を用いて検証。各曲が生まれた背景とその特徴を炙り出す。藤山一郎、笠置シヅ子、山口百恵……。人はなぜ昭和歌謡に魅了されるのか。

著者紹介

刑部 芳則 (オサカベ ヨシノリ)  
1977年(昭和52)東京都生まれ。中央大学大学院博士後期課程修了。博士(史学)。現在、日本大学商学部教授。東海林太郎音楽館学術顧問、専攻は日本近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)