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罪びとの手

角川文庫 あ129−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-04-115155-6
4-04-115155-4
税込価格 880円
頁数・縦 312P 15cm

商品内容

要旨

川崎区の廃ビルで発見された身許不明の中年男性の遺体。事件性なしと判断されるが、刑事の滝沢圭は死亡推定日時と遺品のとまった腕時計が示す日付とのずれに事件性を疑っていた。そんな中、遺体を引き取りに来た葬儀屋・御木本悠司が、これは自分の父親だと申し出る。奇妙な偶然と遺体を目にした悠司が呟いた「殺したか」という言葉に疑念を抱いた滝沢は、独自に捜査を始める―疑惑と伏線が絡み合う社会派ミステリー!

出版社・メーカーコメント

廃ビルで発見された身元不明の遺体。それは、葬儀屋の御木本悠司の父であることがわかる。すぐに収束すると思われた事件だったが、息子の不審な動きに疑問を持った刑事の男は、独自に捜査を始めーー。

著者紹介

天祢 涼 (アマネ リョウ)  
1978年生まれ。2010年『キョウカンカク』で第43回メフィスト賞を受賞し、デビュー。20年『あの子の殺人計画』で細谷正充賞、23年『謎解き広報課』で第18回酒飲み書店員大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)