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核クライシス 瓦解する国際秩序

ハヤカワ新書 030

出版社名 早川書房
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-15-340030-6
4-15-340030-0
税込価格 1,210円
頁数・縦 299P 18cm

商品内容

要旨

ウクライナ侵攻を機に小型核使用をちらつかせるロシア、保有核弾頭を倍増させる中国、ミサイル発射を繰り返す北朝鮮、核大国アメリカの弱体化と混迷、そして形骸化が進むNPT(核拡散防止条約)体制。核はなぜなくならないのか。唯一の被爆国・日本を取り巻く混沌とした核情勢に出口はあるのか。核問題に精通し、外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる大型連載「核カオスの深淵」(国際文化会館ジャーナリズム大賞ファイナリスト)を書籍化。巻末に「核の用語集」を掲載。

目次

第1章 うごめくサソリたち 二匹から三匹へ
第2章 ウクライナ侵攻の源流
第3章 侵略された「核を諦めた国」
第4章 ドキュメント「ブダペスト覚書」
第5章 侵略の代償
第6章 瓦解する核秩序
付録・核の用語集(五十音順)

出版社・メーカーコメント

ウクライナ侵攻を機に核使用をちらつかせるロシア、核弾頭を倍増させる中国、核大国アメリカの混迷、そして形骸化が進むNPT(核不拡散条約)体制。混沌とした核情勢に出口はあるのか。外交の最前線を長年取材してきたジャーナリストによる迫真のレポート。

著者紹介

太田 昌克 (オオタ マサカツ)  
1968年富山県生まれ。共同通信社編集委員兼論説委員。早稲田大学客員教授、長崎大学客員教授。早稲田大学政治経済学部を卒業後、1992年に共同通信社入社。広島支局、外信部、政治部などを経て、2003〜2007年ワシントン特派員。2006年度ボーン・上田記念国際記者賞を受賞。2009年に第15回平和・協同ジャーナリスト基金賞を受賞。日米欧の核政策研究で博士号を取得(政策研究大学院大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)