• 本

水と人の列島史 農耕・都市・信仰

出版社名 吉川弘文館
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-642-08456-7
4-642-08456-8
税込価格 2,530円
頁数・縦 253P 19cm

商品内容

要旨

水資源に恵まれた日本列島。水と不可分の関係をもち発展してきた社会と文化の様相を、権力・異界・記憶をキーワードに追究する。古代からの水の利用や治水、各地の信仰や儀礼を分析。水をめぐる多彩な姿を描き出す。

目次

第1部 権力・都市と水(弥生時代の水田稲作
水から読み解く古墳の世界観―心の考古学の挑戦
都市の形成と水の管理
ため池の造営伝承と記録
琉球諸島における水・農耕・王権―南城市玉城仲村渠の事例を中心に)
第2部 信仰・儀礼と水(水からみた日本古代国家―雨乞い儀礼と祈雨祭祀
神社と水
葬墓と水
沖縄の井戸と祭祀―八重山諸島石垣島白保の事例より)

出版社・メーカーコメント

豊かな水資源に恵まれた日本列島。水と不可分の関係をもち発展してきた社会と文化の様相を、権力・異界・記憶をキーワードに追究する。水田や古墳、治水から古代国家の成立をとらえ、神社や雨乞い、墓、沖縄の御(う)嶽(たき)など列島各地の水に関わる信仰と儀礼を分析。水をめぐる営みの多彩な姿を描き出す。理解が深まるビジュアルなコラムも付載する。

著者紹介

松木 武彦 (マツギ タケヒコ)  
1961年愛媛県に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授、博士(文学)
関沢 まゆみ (セキザワ マユミ)  
1964年栃木県に生まれる。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)