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名場面で愉しむ「源氏物語」

出版社名 平凡社
出版年月 2024年8月
ISBNコード 978-4-582-83967-8
4-582-83967-3
税込価格 3,080円
頁数・縦 543P 19cm

商品内容

要旨

「源氏物語」の新しい魅力に触れる。ちょっぴり「妄想」も入ってる!?全五十四帖のうち「桐壺」帖から「明石」帖までを中心に、独自の視点でよみどころを解説。

目次

序章 本書と「源氏物語」を読む前に
第1章 光源氏に宿る「神性」と「超越性」―「桐壺」帖
第2章 重要要素満載の「雨夜の品定め」―「帚木」帖
第3章 愛しき人が残した香りを愉しんで―「空〓」帖
第4章 幻想の異世界に迷い込んだような感覚―「夕顔」帖
第5章 待ち続けて救済される姫君の物語―「末摘花」帖
第6章 「物の怪」と六条御息所の「心情」がキーワード―「葵」帖
第7章 新たなステージに上がった光源氏―「須磨」・「明石」帖
終章 「澪標」帖から「幻」帖の概略

出版社・メーカーコメント

読み手によってさまざまな解釈の可能性を与える「源氏物語」。ひと癖、ふた癖……ひねった視点で読み解く安田流源氏本が登場!

著者紹介

安田 登 (ヤスダ ノボル)  
1956年、千葉県銚子市生まれ。下掛宝生流ワキ方能楽師。高校教師時代に能と出会い、鏑木岑男師に入門。現在は能楽師として国内外で活動をしながら、能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演などに取り組む。また『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を東京を中心に全国各地で開催、さらに日本と中国の古典に描かれる“身体性”を読み直す試みも継続中。「NHK一〇〇分de名著」などにも出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)