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8050問題 本人・家族の心をひらく支援のポイント

出版社名 中央法規出版
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-8243-0110-9
4-8243-0110-6
税込価格 2,200円
頁数・縦 201P 21cm

商品内容

要旨

家族の関係性に好循環をもたらす支援とコミュニケーションが具体的にわかる!11事例を収載。ひきこもり家族支援の第一人者が徹底解説。

目次

1 8050問題ってなに?(8050問題に“遭遇”したときの支援者としてのスタンス
ひきこもりってどういう状態? ほか)
2 望まれる8050問題への支援体制と課題(支援体制の現状
関係機関との連携の難しさ ほか)
3 支援者に求められる役割と支援のプロセス(支援のポイントと全体像
家族とともに揺れながら、寄り添う―支援者の姿勢 ほか)
4 事例で考える8050問題への支援のポイント(電磁波攻撃を主張するひきこもりの息子と家族への支援
父親の死後のひきこもり者の将来不安 ほか)
5 事例分析でわかる本人・家族とのコミュニケーション(コミュニケーションの違和感・問題を分析する
コミュニケーション場面を分析する方法 ほか)

著者紹介

山根 俊恵 (ヤマネ トシエ)  
山口大学大学院医学系研究科保健学専攻教授(精神看護分野)。総合病院精神科、精神科病院、在宅介護支援センター勤務を経て、2004年より大学教員となる。山口大学医学部SDS支援システム開発講座教授、株式会社いちから取締役、宇部市障害者ケア協議会発達障害者部会会長などを務める。看護師、精神科認定看護師、介護支援専門員、相談支援専門員、認知症ケア専門士の資格を持つ。2005年に、精神障害者の居場所の提供や就労支援などを行う「NPO法人ふらっとコミュニティ」を立ち上げ、2015年に宇部市の委託を受け、全国初の取り組みとしてひきこもり支援を本格的に開始。伴走型支援である「山根モデル」の実践は、多くのメディアに取り上げられ、現在は市民向けの公開講座や支援者教育、支援体制づくりにも尽力する。2018年保健文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)