• 本

地方自治史研究の課題と方法 地域公共圏像の相克

出版社名 晃洋書房
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-7710-3860-8
4-7710-3860-0
税込価格 4,730円
頁数・縦 229P 22cm

商品内容

要旨

あるべき地域公共圏像を求めて。先学の「知」の到達点を踏まえつつ、第一級の在地史料をもとに明治初期の村落を読み解く。

目次

第1部 村落二重構造論の形成と展開―戦前戦中から2000年まで(村落二重構造論の研究意義
自然村擁護論の展開―戦前戦中期の研究
部落共同体解体論の登場―戦後改革期の研究
転換期における村落二重構造論―60年〜70年代の研究
地方改良運動の研究―60年〜70年代
村落類型論と村既約論争―60年〜70年代
村落二重構造論の多様な展開―80年〜90年代の研究
総括と展望)
第2部 大区小区制下の村の自治と内済―岐阜県可児郡久々利村の『戸長日記』(大区小区制と戸長役場
多様な自治事務
村の内済
国政事務の増大と村内の対立
戸長役場総辞職と検見嘆願運動
村の合併と制度設計)

著者紹介

石川 一三夫 (イシカワ ヒサオ)  
1944年香川県生まれ。現在、中京大学名誉教授、法学博士。専攻、法制史、法社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)