• 本

紅きゆめみし

光文社文庫 た46−3 光文社時代小説文庫

出版社名 光文社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-334-10418-4
4-334-10418-5
税込価格 858円
頁数・縦 315P 16cm

商品内容

要旨

不気味な子守唄を歌う少女は「八百屋お七」の幽霊なのか!天和の大火の翌年、江戸指折りの人気女形・荻島清之助は、吉原一の遊女・紅花太夫の宴で奇妙な噂を耳にする。翌日、それらしき禿と出会った清之助は興味を掻き立てられ、正体を探り始めた。次々と起こる災厄は「お七」の祟りなのか?吉原を舞台に人々の業が渦巻く、傑作時代ミステリー!

出版社・メーカーコメント

江戸指折りの芝居小屋・市村座の人気女形・萩島清之助。芝居中に起きた騒動が原因で干されてしまったある日、清之助が贔屓にしている吉原一の遊女・紅花太夫に迎えられた宴で、不気味な子守唄を歌う禿「七」の噂を耳にする。火焙りになった「お七様」が化けて出る−−。翌日、清之助自身も偶然、紅花と同じく開運稲荷でその娘に出会い、正体を追い始めた。「祟り」の真相とは? 吉原を舞台に人々の業が渦巻く傑作時代ミステリー!

著者紹介

田牧 大和 (タマキ ヤマト)  
1966年、東京都生まれ。2007年『色には出でじ 風に牽牛』(『花合せ 濱次お役者双六』に改題)で全選考委員からの絶賛を受け、第2回小説現代長編新人賞を受賞し、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)