• 本

共犯の畔

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-02-251999-3
4-02-251999-1
税込価格 2,090円
頁数・縦 351P 20cm

商品内容

要旨

33年前―。群馬県鈴ノ宮町では巨大ダム建設をめぐって、賛成派・反対派が町を二分する壮絶な町長選挙が行われた。僅差で推進派の現町長が再選されるが、人々の心に禍根を残すことになる。時は流れて現在―。代議士事務所で立てこもり事件が発生、犯人の若者2人は逮捕されるが、完全黙秘を貫く。犯人たちが沈黙を続ける本当の理由とは…?容疑者の弁護を担当する高山亮介が調べを進めていくと、身元の判明した一人・松尾健の出身地が鈴ノ宮町であることにたどり着く…。

出版社・メーカーコメント

代議士事務所立て籠もり事件が発生、犯人2人が逮捕されるが、完全黙秘を貫く。彼らが沈黙を続ける真の理由とは? ラストで明かされる驚愕のメッセージに読者は慟哭する! 巨大ダムに象徴される日本の病巣を抉り出す白熱のサスペンス巨編!!

著者紹介

真保 裕一 (シンポ ユウイチ)  
1961年生まれ。91年『連鎖』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。96年『ホワイトアウト』で吉川英治文学新人賞、97年『奪取』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞をW受賞。2006年『灰色の北壁』で新田次郎文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)