生命の意味論
講談社学術文庫 2836
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-537063-6
(4-06-537063-9) |
税込価格 | 1,287円 |
頁数・縦 | 264P 15cm |
商品内容
要旨 |
免疫系や脳神経系など、生命機械論的メカニズムを超えて自己生成する「超システム」。それは進化や発生、病や老化など、狭義の生命科学の領域にとどまらず、言語・都市・企業・大学・官僚制など、高次の文化現象をも貫く、生命活動の根本原理である―。稀代の免疫学者が果敢に語り尽くす、生きることの「意味」と「技法」! |
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目次 |
第1章 あいまいな私の成り立ち |
出版社・メーカーコメント
伝染病も老化も死も、官僚制も企業も大学も、「免疫」からはこう見える! 『免疫の意味論』(大佛次郎賞)を凌駕する圧倒的スケールで描かれる、稀代の免疫学者による「超」生命論。(解説養老孟司)「私はこの本で、生命の持つあいまいさや多重性、しかしそれ故に成り立つ「超(スーパー)システム」の可能性について考えた。そこには「不気味さ」と「美しさ」が紙一重で同居している」−−「まえがき」より[目次]まえがき第一章 あいまいな私の成り立ち第二章 思想としてのDNA第三章 伝染病という生態学(エコロジー)第四章 死の生物学第五章 性とはなにか第六章 言語の遺伝子または遺伝子の言語第七章 見られる自己と見る自己第八章 老化−−超(スーパー)システムの崩壊第九章 あいまいさの原理第十章 超(スーパー)システムとしての人間参考文献あとがき解説 多田富雄さんと私 養老孟司