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改稿日本文法の話

第3版

ちくま学芸文庫 サ57−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-480-51258-1
4-480-51258-6
税込価格 1,540円
頁数・縦 402P 15cm
シリーズ名 改稿日本文法の話

商品内容

要旨

「文法とは覚えるべきものではなく、考えるべきもの」として、日本語文法のあらましを平明に解説。話し手は「意味と意味との連合における共通の型」ともいうべきものに適応しながら、聞き手になにごとかを伝えようとする。文法が形づくられるのは、そうしたやりとりの場を通してだ。山田孝雄、橋本進吉、時枝誠記らの学説を踏まえながら、本書は日本語文の構造や単語の種類などをひとつひとつ明らかにしていく。日常のことばへの関心と正確な認識を得ることが文法学習の意義であると訴え、長年にわたり多くの読者に親しまれてきた定評ある概説書。

目次

1 文法とはなにか
2 文法に諸説があること
3 文章と文の種類
4 文の構造
5 文節の構造―詞と辞と
6 文の構造 再説
7 単語とはなにか
8 単語を分類すること
9 単語の種類
10 品詞分類・まとめ

出版社・メーカーコメント

日本語における文の種類や構造、品詞について平明に解説した定評ある入門書。読者を日本語、さらには言語自体の考察へといざなう。 解説 近藤泰弘

著者紹介

阪倉 篤義 (サカクラ アツヨシ)  
1917‐94年。京都生まれ。1941年、京都帝国大学文学部国文科卒業。1962年、「語構成の研究」で京都大学より文学博士の学位を取得。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)