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カジノ列島ニッポン

集英社新書 1233

出版社名 集英社
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-08-721333-1
4-08-721333-1
税込価格 1,100円
頁数・縦 233P 18cm

商品内容

要旨

二〇三〇年秋、大阪の万博跡地でカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業が予定されている。初期投費額だけでも一兆円を超える、この超巨大プロジェクトは年間来場者数約二〇〇〇万人、売り上げは約五二〇〇億円もの数字を見込んでいる。カジノ・IRに関しては大阪のほか、市長選の結果により撤退した横浜をはじめ、長崎、和歌山でも開設の動きがあり、そして本丸は東京と見られている。二〇代から海外にわたってカジノを経験してきたジャーナリストが、国内外での取材を踏まえ、現在進行形の「カジノ列島ニッポン」に警鐘を鳴らす。

目次

第1章 消えぬ「東京カジノ構想」の現場を歩く
第2章 海外から探るIRの真の姿
第3章 先行地・大阪の計画とは
第4章 不認定の長崎、こけた和歌山・横浜
第5章 ギャンブル依存症をどう捉えるか
第6章 国際観光拠点VS地域崩壊

著者紹介

高野 真吾 (タカノ シンゴ)  
ジャーナリスト。1976年生まれ。埼玉県川越市出身。早稲田大学政治経済学部在学中に、早稲田マスコミ塾に入って文章を書く面白さに目覚め、1998年に報道機関に入社。社会、経済、国際ニュースに幅広く携わりながら、次第にネットニュースにも活動の幅を広げる。二〇代からマカオ、韓国、ベトナムなどの海外でカジノを経験してきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)