植民地朝鮮と〈近代の超克〉 戦時期帝国日本の思想史的一断面
出版社名 | 法政大学出版局 |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-588-15139-2
(4-588-15139-8) |
税込価格 | 5,500円 |
頁数・縦 | 322,21P 22cm |
商品内容
要旨 |
三木清、高坂正顕、高山岩男、申南〓、金南天、朴致祐などの転換期を生きた知識人たちは、いかに「近代」と向き合い、それを乗り越えようとしたのか。戦時期日本で大きな影響力をもった「近代の超克」をめぐる議論を、同時代の植民地朝鮮との関係に焦点を当てて読み直し、一国史を超えた歴史意識を剔出する。「抵抗」か「協力」かという二元論的な枠組みを問いに付し、帝国主義/植民地主義の構造を再考する画期的な試み。 |
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目次 |
序章 転換期の歴史意識と思考―一九三〇〜四〇年代、植民地朝鮮と“近代の超克” |