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越境するギタリストと現代ジャズ進化論

出版社名 リットーミュージック
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-8456-4116-1
4-8456-4116-X
税込価格 2,970円
頁数・縦 430P 21cm

商品内容

要旨

元来、ジャズの世界では鬼っ子だったギターがいかにしてジャズの現代化をうながしていったのか。膨大な音源に触れ、豊富なインタビュー経験を持つ著者が、数多くの異才ギタリストたちを引き合いに出しながら、そのめくるめくジャズの進化を熱く綴った大胆な書。

目次

第1章 ジャズとギター
第2章 ギターを物差しとする、米国黒人音楽の流れ
第3章 マイルス・デイヴィス
第4章 オーネット・コールマン
第5章 ジミ・ヘンドリックス―枠を超え創造するというアイコン
第6章 懲りない、爆裂ギタリストたち
第7章 カサンドラ・ウィルソン―カサンドラ・ウィルソンをはじめとする、ギターを介するボーダーレス表現
第8章 オルガン・ジャズ―ギターが不可欠となる、オルガン・ジャズの不思議
第9章 ブルース、ソウルとジャズ―ブルースやソウルと横つながりの、ジャズ・ギター
第10章 ギターを厚遇したジャズ・レジェンド―ギターにフレンドリーな、ジャズ界中央にいた変わり者
第11章 日本人大御所も、ギターに近かった
第12章 ECM―ギタリストを分け隔てなく起用する、ECMという不可解な回路
第13章 現ジャズ界の、人気/重要ギタリストたち
第14章 お茶目な狂気―ロックとジャズの境界上にいる個性派
第15章 レディオヘッドという、黒船
第16章 拡張する今のジャズとギター表現