蔦屋重三郎と江戸メディア史 浮世絵師、ベストセラー作家、瓦版屋の仕掛け人
星海社新書 308
出版社名 | 星海社 |
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出版年月 | 2024年9月 |
ISBNコード |
978-4-06-537088-9
(4-06-537088-4) |
税込価格 | 1,375円 |
頁数・縦 | 189P 18cm |
商品内容
要旨 |
歌麿、写楽、北斎の仕掛け人「蔦重」とは?蔦屋重三郎なくして江戸文化を語ることはできない。吉原大門口で細見屋(遊郭案内書の販売所)を開業していた重三郎は、勇躍出版に乗り出すと浮世絵や娯楽本(黄表紙、滑稽本など)の出版で斯界のトップに立つ。企画力に優れた重三郎は、南畝、京伝、馬琴ら著名な作家と交流し、才能溢れる浮世絵師を次々と世に送り出した。なかでも歌麿には美人画を描かせ才能を開花させ、わずか10ヶ月という活動期間の後に姿を消した写楽をデビューさせた。田沼意次から松平定信へと幕政が激変する時代に現れ、絶えず流行の最先端を追い掛け、人々の望むものを出版して江戸文化の粋を開花させた重三郎と江戸の出版文化の実態に迫る。 |
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目次 |
第1章 蔦屋重三郎と吉原 |
出版社・メーカーコメント
蔦屋重三郎とは何者なのか? 2025年大河ドラマの主人公、歌麿、北斎、馬琴といった才能を次々と世に送り出した時代の寵児の実像に迫る。