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海賊忍者

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年9月
ISBNコード 978-4-04-115287-4
4-04-115287-9
税込価格 1,870円
頁数・縦 280P 19cm

商品内容

要旨

伊賀忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女―雪姫は、伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、不本気な婚礼を嫌い、織田家の非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった。「北畠を、伊勢を、お助けください!」姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆け滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍との大勝負が、はじまる…!第15回小説野性時代新人賞受賞作。

出版社・メーカーコメント

伊賀忍びの流れを汲み、武田海賊衆をも務める向井家の御曹司・正綱は、甲賀忍びに襲われている雪姫の命を助ける。雪姫は伊勢国司・北畠具教の愛娘であったが、織田信長の子・茶筅丸との結婚が決まっていた。信長の野心と意に染まぬ婚礼を嫌った雪姫は、北畠の窮状を足利幕府に訴え出ようとしたところを狙われたのだった−−。「北畠を、伊勢を、助けてください!」雪姫の懇願を聞き入れた正綱は、尾張の織田、三河の徳川、甲斐の武田、名だたる英傑たちを向こうに回した大勝負に打って出る! 時に元亀三年。世は群雄割拠、下剋上の戦国真っ只中。海賊忍者・向井正綱の歴史浪漫活劇!

著者紹介

諏訪 宗篤 (スワ ムネアツ)  
1973年生まれ。三重県出身。名城大学法学部卒業後、ゲーム製作会社、デザイン事務所に勤務。現在は農業と家事に従事するかたわら創作活動を行う。2017年に第9回朝日時代小説大賞を「商人伊賀を駆ける」で受賞、18年2月『茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける』と改題し朝日新聞出版より出版。2024年、第15回小説野性時代新人賞を「海賊忍者」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)