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真説老子 世界最古の処世・謀略の書

草思社文庫 た7−2

出版社名 草思社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7942-2744-7
4-7942-2744-2
税込価格 1,210円
頁数・縦 331P 16cm

商品内容

要旨

「あるがままでいい」「流れに身を任せよ」とは一言も書かれていない。なぜ日本人は『老子』を誤解してきたのか?古来『老子』を処世・謀略の書として読むことは一つの伝統だった。しかし、そうした読み方は今や完全に失われていると言っていい。本書では『老子』を徹底的に「成功」のためのリアリズムの書として読み解き、乱世に生まれた処世と謀略の理論を現代によみがえらせる。

目次

第1章 「あるがままでいい」というウソ―封印された『老子』謀略術
第2章 「道」は成功者を必ず殺す―『老子』が喝破した世界の仕組みとは?
第3章 『老子』とは「道」を利用した戦略である―「反」と「柔弱」
第4章 「足るを知る」本当の意味―人間の欲望が生死を分ける
第5章 「王」はいかに人を動かすべきか―権力と敵意の構造
第6章 「隠君子」という生き方―なぜ真の成功者は隠れているのか

出版社・メーカーコメント

「あるがままでいい」「流れに身を任せよ」とは一言も書かれていない。なぜ日本人は『老子』を誤解してきたのか?古来『老子』を処世・謀略の書として読むことは一つの伝統だった。しかし、そうした読み方は今や完全に失われていると言っていい。本書では『老子』を徹底的に「成功」のためのリアリズムの書として読み解き、乱世に生まれた処世と謀略の理論を現代によみがえらせる。<目次より>第1章 「あるがままでいい」というウソ−−封印された『老子』謀略術第2章 「道」は成功者を必ず殺す−−『老子』が喝破した世界の仕組みとは?第3章 『老子』とは「道」を利用した戦略である−−「反」と「柔弱」第4章 「足るを知る」本当の意味−−人間の欲望が生死を分ける第5章 「王」はいかに人を動かすべきか−−権力と敵意の構造第6章 「隠君子」という生き方−−なぜ真の成功者は隠れているのか

著者紹介

高橋 健太郎 (タカハシ ケンタロウ)  
作家。横浜市生まれ。上智大学大学院文学研究科博士前期課程修了。国文学専攻。専門は漢文学。古典や名著を題材にとり、独自の視点で研究・執筆活動を続ける。近年の関心は、謀略術、処世術、弁論術や古典に含まれる自己啓発性について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)