中学受験のリアル
インターナショナル新書 149
出版社名 | 集英社インターナショナル |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-7976-8149-9
(4-7976-8149-7) |
税込価格 | 990円 |
頁数・縦 | 229P 18cm |
商品内容
要旨 |
中・高一貫校の人気と共に急増する中学受験者数は、2023年、過去最高を記録した。実際、第一志望校に入れる子どもは3人に1人。別の学校に進む子のほうが多い。「全落ち」の厳しい現実に直面したり、入学後も学校への順応、転校、高校での逆転、と様々な道を歩み続ける。中学受験という体験をくぐり抜けた親子は、今それをどう振り返るのか。「合格体験記」には書かれないドラマを追って、15組の親子に取材したノンフィクション。 |
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目次 |
「全落ち」は珍しくないという現実 |
出版社・メーカーコメント
急増する中学受験生、「全落ち」などの厳しい現実…。「合格体験記」には書かれないドラマを追って、15組の親子を取材したノンフィクション。首都圏の中学受験者数は2023年、過去最高を記録した。東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県では、18パーセントの子どもたちが受験を経験し、熱は地方にも波及している。中・高一貫校への人気が高まり、子どものために移住するケースもみられる。一方、第一志望校に合格する子どもの数はわずか3割。負け戦とわかっていても中学受験へと向かわずにはいられない親子。まだ幼さの残る小学生の彼らが立ち向かう受験という魔物。「全落ち」を経験する子どもは立ち直れるのか? 親のエゴや塾の実績づくりで志望校を決めていいのか? 偏差値では測れない、子どもに合った学校とは? 中学受験に挑んだ親子を5年間追い続けたルポルタージュには、きれい事では終わらない中学受験のリアルがある。(目次より)「全落ち」は珍しくないという現実 学童の代わり程度ではじまった中学受験まさか受かるとは思わなかった 偏差値38から憧れ校を目指した少年 親の気持ちと子どもの本音 中受をやめ高校受験で慶應付属に合格した少年親の望みではじまった中学受験 一族みんな慶應という家に生まれてしまった少女高圧的な指導者や親から子どもを守る 母親による「親塾」の代償を引き受けた少女プロスポーツ選手になる夢を追いかける 野球を続けられる環境を求めて挑戦した受験お金も時間もほどほどの省エネ受験 偏差値40台の学校を目指す受験障害をもつ子の中学受験 早期治療の決断で難関校に進学幸せな学校生活の行方 偏差値重視で入学決めた少女の結末