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基礎からつくる立憲主義

出版社名 学習の友社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7617-0751-4
4-7617-0751-8
税込価格 1,320円
頁数・縦 115P 21cm

商品内容

要旨

「集団的自衛権」の行使容認に続いて「安保三文書」の閣議決定など、一内閣の判断で憲法解釈がつぎつぎと変えられていく今日、民主主義社会の原点である立憲主義を立て直すために、気鋭の憲法学者が熱い思いを込めてその本質を論じた好著。立憲主義の考え方、日本国憲法の三原理との関係、そして憲法改正を考えるうえで必要なことがらが学べる、学習会にもお薦めの一冊。

目次

第1章 立憲主義とは何か―その過去、現在、将来(欧米における立憲主義―その歴史と現在
日本における立憲主義
おわりに―立憲主義をめぐる最近の議論と今後の展望)
第2章 国民主権・基本的人権の尊重・平和主義(歴史的概念としての立憲主義
憲法の基本原理
立憲主義の危機)
第3章 憲法改正(憲法改正とは
権力に対するコントロールという点からみた憲法改正
各国の憲法改正はどのような内容か
日本における実際の改憲論と権力に対するコントロール
「国民投票で決着」と権力に対するコントロール(民主主義と憲法改正)
本章のまとめ)

著者紹介

石川 裕一郎 (イシカワ ユウイチロウ)  
1967年生まれ、聖学院大学教授
永山 茂樹 (ナガヤマ シゲキ)  
1960年生まれ、東海大学教授
多田 一路 (タダ イチロウ)  
1967年生まれ、立命館大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)