選択
出版社名 | 幻冬舎 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-344-04282-7
(4-344-04282-4) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 154P 20cm |
商品内容
要旨 |
THE RAMPAGE岩谷翔吾、デビュー作にして“魂の遺書”となる渾身の一冊。「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。母に酷い仕打ちをした、父親を探し殺すために。しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた幼馴染みの匡平を助ける。やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。十数年後、行き場を失った亮は、特殊詐欺実行犯グループに身を置く―。この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫感を描ききった、新たな物語。日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情な現実、そしてその先に見えたものとは。岩谷翔吾と横浜流星、同級生の二人が心血を注ぎ、膨大なやりとりを経て紡いだ衝撃作。 |
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出版社・メーカーコメント
THE RAMPAGE 岩谷翔吾初の書き下ろし小説『選択』 発売決定! 〜 あらすじ 〜「もう、うんざりだ。殺す。絶対殺してやる」。その夜、包丁を忍ばせ、家を飛び出し、亮は走っていた。母に酷い仕打ちをした、父親を探しあて殺害しに行くために。息も絶え絶えに走っていた。そしてこれまでの世の中の不条理を憎んだ。しかしその途中、亮は歩道橋から身投げしようとしていた中学生を助ける。それは幼馴染みの恭平だった。やがて、どんよりした巨大な社会に飲み込まれていく二人の少年。十数年後、行き場を失った亮は、ずるずると特殊詐欺実行犯グループに身を置くことになる−−。この国を覆う息も出来なくなるほどの暗い圧迫を描ききった、新たな物語。日々を懸命に生き抜いてきた二人が直面した非情の現実、そしてその先に見えたものとは。 【岩谷翔吾 コメント】『選択』は 4 年前から書き続けていました。今作は自分の魂そのものです。だからこそ、満足できる形になるまで書き続けていたら、決して短くはない 4 年という月日が流れました。冒頭の文章を一行読めば、僕の作家としての覚悟を理解していただけると思います。人生は【選択】の連続です。何があっても生きていればその先に未来があり、希望があります。孤独を感じる夜を優しく照らす月のような作品になれば幸いです。多くの方の心に届く作品になりますように。【GL−16〜THE RAMPAGE BOOKS〜】