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吉原面番所手控

朝日文庫 と15−1 朝日時代小説文庫

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-02-265171-6
4-02-265171-7
税込価格 935円
頁数・縦 349P 15cm

商品内容

要旨

遊郭での事件を一手に担う面番所。密閉された部屋での殺し、下手人の足跡の消えた雪道…数々の難事件を解決し、人望の厚い同心の木島平九郎は死の床で、かつて、客と心中した花魁がすべての謎を解いたのだと打ち明ける。在りし日の花魁の姿は、彼の心を来し方に誘って―。

出版社・メーカーコメント

「すべての事件を解決したのは、花魁なのだ」40年間、吉原面番所を勤め上げた隠密廻り同心の木島平九郎。高い評価を受ける彼だが、自身の死を前に、胸に秘めた真実を語り始める。花魁たちの切なさが溢れる、儚くも切ない書き下ろし時代小説。

著者紹介

戸田 義長 (トダ ヨシナガ)  
1963年東京都生まれ。早稲田大学卒。2017年、『恋牡丹』が第27回鮎川哲也賞最終候補作となる。18年、同作を大幅に改稿してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)