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装束の日本史 有識故実の基礎知識

増補

平凡社ライブラリー 976

出版社名 平凡社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-582-76976-0
4-582-76976-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 253P 16cm
シリーズ名 装束の日本史

商品内容

要旨

日本史において、装束はただ着飾るためのものではなく、衣服の材質、色、文様、また装身具の選択に至るまで、厳密な規定に基づいた「身分の標識」だった。本書では、そうした装束の規定や構造を豊富な図像資料とともに解説する。天皇や公家、武家の装束から法体装束に至るまで、日本文学の読解や美術作品の鑑賞をより深めるための装束の基礎知識を網羅する小百科。

目次

序章 装束の重要性
第1章 有識故実の歴史
第2章 束帯という装束
第3章 束帯の装身具と武具
第4章 多様な装束
第5章 公家女子の装束
第6章 法体装束
終章 装束と天皇制

著者紹介

近藤 好和 (コンドウ ヨシカズ)  
1957年神奈川県生まれ。有識故実研究家。國學院大學大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学・広島大学)。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科特任教授、国立歴史民俗博物館・国際日本文化研究センター客員教授などを歴任。専攻は有識故実(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)