システム理論による安全工学 想定外に気づくための思考法STAMP
出版社名 | 共立出版 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-320-07203-9
(4-320-07203-0) |
税込価格 | 8,800円 |
頁数・縦 | 440P 27cm |
商品内容
要旨 |
工学の世界は技術革命を経験したが、安全工学や信頼性工学に適用される基本的な工学的技法は、長年にわたってほとんど変化してこなかった。ナンシー・レブソンは、この画期的な本の中で、現代のシステム思考とシステム理論に基づいた安全への新しいアプローチを提案している。レブソンは、1950年代の航空宇宙技術者がシステム安全(MIL‐STD‐882)の概念の中で開拓したアイデアを再検討・アップデートし、因果関係の新しい拡張モデルSTAMP(システム理論に基づく事故モデルとプロセス)を提示している。そして、第一次湾岸戦争における米軍ブラックホークヘリコプターに対する味方への誤射、バイオックスのリコール、米海軍SUBSAFEプログラム、カナダの町の公共水道の細菌汚染など、現実世界の出来事に、この新しい手法を適用している。レブソンのアプローチは、安全工学の枠を超えて、大規模なあらゆる社会技術システムを「リエンジニアリング」し、安全性の向上とリスクを管理するための手法を提供するものである。このアプローチは航空や防衛を中心としたほとんどの産業で損失を防ぐために使われており、世界中に広がりつつある。 |
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目次 |
第1部 基礎(なぜ今までと違うものが必要なのか? |