週に一度クラスメイトを買う話 5
ふたりの秘密は一つ屋根の下
富士見ファンタジア文庫 は−10−1−5
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-04-075527-4
(4-04-075527-8) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 346P 15cm |
シリーズ名 | 週に一度クラスメイトを買う話 |
商品内容
要旨 |
春になり、私には“できないこと”が増えた。ルームメイトになった宮城との距離は、前よりずっと近いはずなのにどこか気まずくて。触れることも、キスすることも、会話さえもままならない。これまでの当たり前を取り戻すために、五千円に代わる新たな言い訳が―新しいルールが私たちには必要だ。春になり、私には“分からないこと”が増えた。使われていなかった五千円とルームメイトになった仙台さん。その事実は、当たり前のように解釈していたこの関係を、180度違うものに変えてしまって。どうしてあの時、仙台さんは―今更湧き上がる疑問の答えを、私は知りたいのかどうかも分からない。 |
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出版社・メーカーコメント
春になって形を変えた関係は、私たちの間に“できないこと”を増やした。前より距離は近づいたのに、触れるための、キスするための理由がない。−−失った五千円に代わる“言い訳”が、私たちにはやっぱり必要だ。