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野の骨を拾う日々の始まり

出版社名 駒草出版株式会社ダンク出版事業部
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-909646-79-8
4-909646-79-5
税込価格 2,640円
頁数・縦 332P 19cm

商品内容

要旨

野にさまよう女の魂は還らず。芥川賞候補作の前後に書かれた鮮烈な詩的感性溢れる表題作他、魚住陽子文学の情熱と気品と静けさが堪能できる短編集。

出版社・メーカーコメント

芥川賞候補作「静かな家」の発表と同時期の1987年から1992年に書かれた小説とエッセイを中心に収録。詩から散文へと表現方法を転換していく、若き日の魚住陽子の瑞々しい感性が光る。

著者紹介

魚住 陽子 (ウオズミ ヨウコ)  
1951年、埼玉県生まれ。埼玉県立小川高校卒業後、書店や出版社勤務を経て作家に。1989年「静かな家」で第101回芥川賞候補。1990年「奇術師の家」で第1回朝日新人文学賞受賞。1991年「別々の皿」で第105回芥川賞候補。1992年「公園」で第5回三島賞候補、「流れる家」で第108回芥川賞候補。2000年頃から俳句を作り、『俳壇』(本阿弥書店)などに作品を発表。2004年腎臓移植後、2006年に個人誌『花眼』を発行。2021年8月に腎不全のため死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)