その果てを知らず
講談社文庫 ま3−10
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-06-537312-5
(4-06-537312-3) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 301P 15cm |
商品内容
要旨 |
一九六〇年代初頭、若き会社員の浦上映生は、創刊されたばかりのSF雑誌や同人誌に作品を書き、“フジギ系物語”作家となる―。日本SF第一世代の眉村卓が、あのころから晩年の闘病生活までを綴った自伝的遺作。病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、彼が最期に至った「この世界の真実」とは。 |
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出版社・メーカーコメント
日本SF第一世代として活躍した眉村卓が晩年の病床で書き継いでいた遺作。SF黎明期に起こったこと、そして未来はどうなるのか−−今から60年以上前、大学を卒業して会社員となった浦上映生は文芸の道を志し、SF同人誌「原始惑星」や創刊されたばかりの「月刊SF」に作品を投稿し始めた。サラリーマン生活を続け、大阪と東京を行き来しての執筆生活はどのように続いていったのか。晩年の彼が闘病しつつ創作に向き合う日常や、病床で見る幻想や作中作を縦横無尽に交えながら、最期に至った“この世界の真実”とは。これぞ最後の「眉村ワールド」!