ようこそ伊勢やなぎみち商店街へ 瓦版とあおさのみそ汁
集英社オレンジ文庫 あ9−2
出版社名 | 集英社 |
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出版年月 | 2024年10月 |
ISBNコード |
978-4-08-680584-1
(4-08-680584-7) |
税込価格 | 792円 |
頁数・縦 | 313P 15cm |
商品内容
要旨 |
とある事情で東京での仕事を辞め、伊勢・柳道商店街で喫茶店を営む実家に帰ってきた青年・健一。駐車場の係員として働いていたある日、商店街での出来事をコラムにしないかと依頼される。寿司店を訪ねる青年、捨てられた彼女、遅刻する小学生、復活した小料理屋…。商店街で出会う人々と交流を重ね、コラムにするたびに少しずつ心の傷が癒えていって―。一見さんも、久しぶりでも。みんなでおいないさ! |
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出版社・メーカーコメント
一年前にとある事件で心身を壊し、東京の仕事を辞め、地元の三重県伊勢市にある柳道商店街へ帰ってきた青年・健一。駐車場係員として働きながら徐々に社会復帰を図っていたある日、フリーペーパーの編集長を務める幼馴染・晴人に頼まれ、商店街の人々にまつわるコラムを書くことになる。伊勢出身の小説家で、健一の母親も大ファンである絃來田兼人の作品を読んで実家の寿司屋を継ぐために帰ってきた青年や、モラハラ彼氏と別れられずにいる大学の同級生の妹、絃來田の小説の主人公に憧れて孤軍奮闘するシングルマザー、小料理屋という祖母の夢を叶えるため東京から地元に帰ってきた孫たち……商店街の内外からやってくる様々な人たちとの出会いと交流を通じ、健一は商店街という場所の温かさ、文章というものの持つ影響力を実感していく。人と人との縁がつなぐ、希望と再生の物語。