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近代日本画の歴史

角川ソフィア文庫 F142−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-04-400796-6
4-04-400796-9
税込価格 1,760円
頁数・縦 493,10P 15cm

商品内容

要旨

伝統絵画と西洋の出会いによって誕生した近代日本画という表現。画家たちは近代・西洋・国家とは何であるのかという不断の問いに直面することとなる―。国家主義を揺籃とした明治期、皇国感情のなか成熟を迎えた大正・昭和初期、そして戦後に浮上する日本画滅亡論を超えて、日本画はどこへ向かうのか。その成り立ちと多様性を、様式の変遷から時代ごとに描く圧巻の百年史。『日本画とは何だったのか』に補論を加え改題文庫化。

目次

序論
第1章 江戸時代
第2章 明治前期
第3章 明治後期
第4章 大正・昭和初期
第5章 戦中・戦後期
終章 日本画とは何だったのか
補論 近代日本画の再検討

出版社・メーカーコメント

日本画とは近代日本にとって一体何だったのか? 横山大観、上村松園、東山魁夷ら、綺羅星のごとき才能たちの飽くなき格闘。時代ごとの様式の変遷から描ききる通史。『日本画とは何だったのか』増補文庫化。

著者紹介

古田 亮 (フルタ リョウ)  
1964年、東京生まれ。東京藝術大学大学美術館教授。専門は近代日本美術史。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了、同博士後期課程退学。東京国立博物館研究員、東京国立近代美術館主任研究員などを経て現職。『俵屋宗達』(平凡社新書、サントリー学芸賞)など多数の著作がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)