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シドニーの虹に誘われて

出版社名 集英社
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-08-771883-6
4-08-771883-2
税込価格 1,980円
頁数・縦 171P 19cm

商品内容

要旨

二〇二三年、世界最大規模のLGBTの祭典「マルディ・グラ」が「ワールド・プライド」として開催されることになり、七年ぶりに渡豪した著者。いたるところで十一色のプログレス・プライド・フラッグがはためくシドニーで、何を見、何を思ったのか。一人の性的少数者として向き合った反LGBT運動の歴史とバックラッシュ、そして国会で成立、施行された「LGBT理解増進法」を巡る国内での反応と著者の想いを熱く綴る、紀行と考察。眠らない街を探訪したエッセイ「歌舞伎町の夜に抱かれて」を併録。

目次

シドニーの虹に誘われて
歌舞伎町の夜に抱かれて

出版社・メーカーコメント

2023年、世界最規模のプライド・パレード「マルディ・グラ」に参加するため、7年ぶりに渡豪した著者。いたるところで11色のプログレス・プライド・フラッグがはためくシドニーの地で、何を見、何を思ったのか。一人の性的少数者として向き合ったこの国のLGBTの歴史とバックラッシュ、そして国会で成立・施行された「LGBT理解増進法」を巡る日本の状況を観照し、丹念に綴った長編紀行。著者撮影による口絵写真2頁付き。眠らない街を探訪したエッセイ「歌舞伎町の夜に抱かれて」も併録。【著者略歴】李琴峰(り・ことみ)1989年、台湾生まれ。2013年来日。2015年、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年「独舞」で第60回群像新人文学賞秀作を受賞。2019年「五つ数えれば三日月が」が第161回芥川賞、第41回野間新人文学賞の候補に。2021年『ポラリスが降り注ぐ夜』で第71回芸術選奨新人賞を、「彼岸花が咲く島」で第165回芥川賞を受賞。著書に『星月夜』『生を祝う』『彼岸花が咲く島』『透明な膜を隔てながら』『肉を脱ぐ』『言霊の幸う国で』などがある。

著者紹介

李 琴峰 (リ コトミ)  
1989年、台湾生まれ。2013年来日。2015年、早稲田大学大学院日本語教育研究科修士課程修了。2017年「独舞」で第六〇回群像新人文学賞優秀作を受賞。2019年「五つ数えれば三日月が」が第一六一回芥川賞、第四一回野間文芸新人賞の候補に。2021年『ポラリスが降り注ぐ夜』で第七一回芸術選奨新人賞を、「彼岸花が咲く島」で第一六五回芥川賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)