磯崎新論
出版社名 | 講談社 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-06-535986-0
(4-06-535986-4) |
税込価格 | 5,225円 |
頁数・縦 | 779P 20cm |
商品内容
要旨 |
磯崎新とは誰か?「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた“見えない建築”に迫る前人未到/正面突破の決定版「磯崎新」論。 |
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目次 |
前口上 |
出版社・メーカーコメント
2022年12月28日に91歳で亡くなった世界的建築家・磯崎新。「デミウルゴスの化身」たらんとした「アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナー」が求めた〈見えない建築〉とは何か?群像連載の前人未到/正面突破の決定版「磯崎新」論がついに単行本化。「それゆえわたしはここで、たとえ無謀ではあっても、アーティスト/アーキテクト/アーバンデザイナーの全領域の総体をテクストとしてまるごと扱い、自分なりの磯崎新(ルビデミウルゴス)像をくっきりとした輪郭で描くことを選ぶ。「シン・イソザキ論」という、庵野秀明の『シン・ゴジラ』や『シン・エヴァンゲリオン』をもじったような別名の併記は、磯崎最初期のSF的マニフェスト「都市破壊業KK」における「SIN/ARATA」という二体の分身への自己分裂に対応している。それをルビで表わすこともまた、この種の分裂状態を象徴する磯崎特有の書体の擬態(ルビもどき)である。「シン」は間違っても「真」ではなく、「磯崎新論(ルビシン・イソザキろん)」という表記はむしろ、みずから「新(ルビSIN)」なるもの−他者−であろうとする自覚の表現なのだ。」(本文より)