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ホモ・サピエンスの誕生と拡散

宝島SUGOI文庫 Dし−13−1

出版社名 宝島社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-299-05303-9
4-299-05303-6
税込価格 800円
頁数・縦 201P 16cm

商品内容

要旨

ベストセラー『人類の起源』の著者、篠田謙一氏の監修のもと、人類のはじまりから日本人の成立とその歴史まで、最新知見で明らかにする。6万年前に出アフリカを成し遂げた私たちの祖先は、ユーラシアやオセアニアに広がり、2万年前にはアメリカ大陸に進出。そして、さまざまなルートを通って日本列島にもやってきた。彼らはやがて混じり合い、現代につながる日本人が成立していったのだ。DNAの分析を中心に、最新科学の成果をわかりやすく解説する。

目次

序章 人類史を解き明かす科学技術(DNA解析が革命をもたらしたヒトの起源を探る学問・自然人類学
4種類の文字だけで書かれた生物の設計図・DNA ほか)
1章 人類の誕生から出アフリカまで(700万年前に登場した最初のヒト サヘラントロプス
もう一つの最初の人類候補 アルディピテクス ほか)
2章 世界に拡散するホモ・サピエンス(膨大なDNAを解析 自身のルーツも判明
絶滅の末路をたどったホモ・サピエンス最初の遠征 ほか)
3章 解き明かされる日本人の成立史(「日本人はどこからやって来たのか」を考える
ホモ・サピエンスは約4万年前に列島にやって来た ほか)

出版社・メーカーコメント

2017年6月に洋泉社から出版された歴史新書『ホモ・サピエンスの誕生と拡散』の文庫版です。監修者は『人類の起源』(2022年2月発売、中公新書)がベストセラーになっている国立科学博物館館長の篠田謙一氏です。篠田氏自らが大幅に加筆、修正した、まさにホモ・サピエンスの最新の知見が詰まった一冊。人類史の知識がなくても読みやすく、図版もたっぷり。人類史の入門書としても最適です。

著者紹介

篠田 謙一 (シノダ ケンイチ)  
1955年生まれ。京都大学理学部卒業。博士(医学)。佐賀医科大学助教授を経て、国立科学博物館人類研究部勤務。2021年より館長。専門は分子人類学。著書『人類の起源』(中公新書、2022年)は新書大賞2023で第2位となったベストセラー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)