映像の発見 アヴァンギャルドとドキュメンタリー
ちくま学芸文庫 マ57−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年11月 |
ISBNコード |
978-4-480-51275-8
(4-480-51275-6) |
税込価格 | 1,430円 |
頁数・縦 | 300P 15cm |
商品内容
要旨 |
映像を表現と主体意識、存在条件との間の緊張関係から考え、真の創造を探求した至高の映画論。1950年代に始まる転換期にあって、旧来的な映画観を転覆すべく、著者は思考を尖鋭化させていく。調和を失った社会のなか、見えなくなっているものを見えるようにすることを芸術における第一義の課題としながら―。アヴァンギャルドもドキュメンタリーも、つまり内と外に分かれた意識の方向も、見えないものに迫る方法として交差し、それを通じて新たなイメージは創り出される。初刊は1963年。映画史的直感や時代との格闘から生まれた洞察はいまも色褪せてはいない。 |
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目次 |
1(映画芸術の現代的視座) |
出版社・メーカーコメント
見えないものを見えるようにすること−−。真にラディカルな作品とは何か。映画史的な直感から放たれる鋭利にして至高の映画論。解説 中条省平