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ゾルゲ事件80年目の真実

文春新書 1477

出版社名 文藝春秋
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-16-661477-6
4-16-661477-0
税込価格 1,210円
頁数・縦 266P 18cm

商品内容

要旨

東京の街をオートバイで走り抜け、巧みな話術で権力者らに食い込み、出会った女性を片っ端から魅了し、日独防共協定、御前会議、ノモンハン事件など、日本の国家機密をことごとく手に入れた男―。ロシアで機密解除された暗号電報をもとに稀代のスパイの秘密に迫る。

目次

はじめに 解禁されたロシアの新資料
第1章 甦る伝説のスパイ
第2章 上海秘密指令(一九三〇〜三二年)
第3章 東京諜報団の暗躍(一九三三〜四〇年)
第4章 運命の年(一九四一年)
第5章 それからのゾルゲ事件
おわりに ゾルゲのDNAは生きている

著者紹介

名越 健郎 (ナゴシ ケンロウ)  
1953年、岡山県生まれ。東京外国語大学ロシヤ語学科卒業。時事通信社に入社。バンコク、モスクワ、ワシントン支局記者、モスクワ支局長、外信部長、仙台支社長を歴任。2012年から拓殖大学海外事情研究所教授、国際教養大学特任教授。論文博士(安全保障)。現在、拓殖大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)