• 本

隣人のうたはうるさくて、ときどきやさしい

出版社名 双葉社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-575-24776-3
4-575-24776-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 290P 19cm

NetGalley 会員レビュー

書店関係者

おすすめ度おすすめ度★5

いくら人間関係が煩わしくても、生きている限り誰かと関わらないといけない。けど、べったりされるのは嫌だし、かといって孤独を感じるのも寂しい。ココ・アパートメントのように『互いに少しずつ関わり合いながら共に暮らす』ということができたらどんなにいいか。現代の、希薄で少し薄情な人間関係に疲れてしまった人にぴったりな作品だと思う。

書店関係者

おすすめ度おすすめ度★5

ココ・アパートメントに住みたくなりました。自分の価値観や信念が覆ることは不安かもしれない、でもそれで大きく変わることもある。隣人とは希薄、SNSは考え方が似た者同士が繋がり、合わない人とは無理に繋がる必要なんてないと思ってた。周りは自分と似た人ばかりだから、多数の中にいると思えるし、自分は正しいとも思える。安心感がある。でもそれって、ほんとなのか、もっと全然違う人の考え方を聞いていかないと世界は広がらないんじゃないだろうか。価値観も考え方も、育った環境も違う人たちの中で、個々が考え互いを尊重して暮らしていく。互いに助け合う。そこに安心と癒しがある。そんなココ・アパートメントは『理想郷』だ。

図書館関係者

おすすめ度おすすめ度★5

思った以上に、深く考えならが読むことになる作品だった。住人一人ひとりにそれぞれ事情があり、だからか、どの人も、自立した生活を送るし、他人は尊重している。これが、大人として生活するということなんだろうなと思うけど、皆一筋縄ではいかない悩みもあったりする。このシェアハウスに馴染めない住人ももちろんいるけど、それはたまたまそうであっただけで、それを否定したりはしない(困ってはいたようだけど)。著者の本は、『サード・キッチン』を読んでいたので、読んでみたいと思って、読んでみた。読んで良かったと思う。

上記レビューの提供元:NetGalley(株式会社メディアドゥ)

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商品内容

要旨

心地よい暮らしを作るために住人が協働するコミュニティ型マンション―ココ・アパートメント。当番が食事を用意し、住人が一緒にダイニングルームで食べる「コハン」があったり、互いの子供を預けあったりする一方で、個人の独立性も重視した住まい。ここで暮らすのは、エリート男子高生、シングル家庭の親子、結婚や出産に惑うカップル、発達特性のある子供を育てる夫婦、秘められた過去をもつ老女など…。様々な事情を抱えた多世代住人の交流を通して、それぞれの心の変化や新たな歩みを温かく描きだした連作小説。

出版社・メーカーコメント

ココ・アパートメント−−心地よい暮らしを作るために住人が協働するコミュニティ型マンション。住人たちが一緒にダイニングルームで食事する「コハン」があったり、互いの子供を預けあったりする一方で、個人の独立性も重視した住まい。家族と離れて暮らす男子高生、結婚を前に惑うカップル、シングル家庭の親子、秘められた過去を背負う老女……。それぞれの胸の裡を繊細に浮かびあがらせながら、多世代の心の交流を温かな筆致で描く。静かな感動を呼ぶ連作小説。

著者紹介

白尾 悠 (シラオ ハルカ)  
神奈川県生まれ。アメリカの大学を卒業後、日本で外資系映画関連会社勤務などを経て、フリーのデジタルコンテンツ・プロデューサー、マーケター。2017年「アクロス・ザ・ユニバース」で「女による女のためのR‐18文学賞」大賞と読者賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)