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英語定型表現の科学

出版社名 研究社
出版年月 2024年11月
ISBNコード 978-4-327-45320-6
4-327-45320-X
税込価格 2,200円
頁数・縦 215P 21cm

商品内容

要旨

イディオム・コロケーション・複合語・句動詞などの定型表現が、英語の5割以上を占める。AIツールやコーパスなどを活用し、定型表現を科学的に学習する方法を紹介。『朝日ウィークリー』(朝日新聞社)の人気連載、待望の書籍化!

目次

1 定型表現を学ぶことの利点(と欠点)
2 定型表現の代名詞、比喩的イディオム
3 比喩的イディオムとは似て非なるコロケーション
4 もう一つのイディオム、コアイディオムとは?
5 二項表現―「白黒映画」か「黒白映画」か?
6 複合語―「黒い板」と「黒板」
7 おなじみの動詞が意外な意味になる句動詞
8 文の骨組みとなる構文
9 人生の教訓を伝えることわざ
10 「名詞of名詞」のパターンをとる定型表現
11 スポーツや映画から生まれたmodern idioms
12 その他の定型表現
13 定型表現に見られる地域差
14 定型表現の音声的特徴―音を繰り返してキャッチャーに
15 カタカナ英語を活用して定型表現を学ぶ

出版社・メーカーコメント

★英語の定型表現を科学的に分析し、使い方を効果的に学習する近年の研究では、母語話者が話したり書いたりした言葉のうち、5割〜8割程度が定型表現から構成されることが示されており、定型表現が言語の習得・処理・使用において重要な役割を果たすことが指摘されている。英語における様々な定型表現の特徴および効果的な学習法をさまざまな方向から論じる。

著者紹介

中田 達也 (ナカタ タツヤ)  
立教大学異文化コミュニケーション学部および同大学院・教授。東京大学大学院で修士号を取得した後、Victoria University of Wellingtonで博士号(応用言語学)を取得。関西大学外国語学部准教授および法政大学文学部英文学科准教授などを経て現職。専門分野は第二言語語彙習得で、効果的な英語学習法について研究している。米国スタンフォード大学とエルゼビア社が発表したWorld’s Top 2% Scientists(世界で最も影響力のある研究者トップ2%)に選出された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)