• 本

資本主義からの脱出 ムダの効用の話

出版社名 歴史探訪社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-8021-3488-0
4-8021-3488-6
税込価格 1,870円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

資本主義社会への向き合い方を変えてみませんか。合理性を封印し、倫理や道徳を意識した生き方こそ、結果的に利益をもたらす、そして、それは他人との相互扶助の関係があってこそ達成できるのです。それは、まさに、公益の思想であり、私たちが今囚われている資本主義の利益優先の概念からの脱出につながるのではないでしょうか。

目次

第1章 思いやりをムダに託して(無駄にはならないムダ
大谷選手の思いやり ほか)
第2章 人は相手が喜ぶとなぜ豊かな気持ちになるのか(横断歩道は見知らぬ人との交流の場
コスパ人生の危うさ ほか)
第3章 人に関心を持ってこその人生(定年を迎えた人は社会の人材
一時の感謝は忘れやすい ほか)
第4章 資本主義からの脱出(資本主義にムダを加えよう
日本人は見知らぬ人に命を懸ける ほか)
第5章 一期一会をムダに生きる(道徳に個性あり
ストライキが無くなったワケ ほか)

出版社・メーカーコメント

中華街から冷やし中華が消えたこと、エッセンシャルワーカーが低賃金なこと、選挙の投票率が上がらないこと……どれも私たちがいつの間にか資本主義的考え方に囚われてしまったせいなのでは?資本主義は、これからも私たちの生活に不可欠。とはいえ、私たちの社会は資本主義だけで成り立っているわけではない。本書では、資本主義による弊害と、今注目されている「思いやり資本主義」「倫理資本主義」の、日常の場面での具体例を紹介。資本主義の利益優先の概念からの脱出について考える。

著者紹介

田中 潤 (タナカ ジュン)  
税理士。一般社団法人東日本大震災雇用・教育・健康支援機構理事長。公益社団法人受動喫煙撲滅機構理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)