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忠臣蔵の姫阿久利

小学館文庫 Jさ03−6 小学館時代小説文庫

出版社名 小学館
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-09-407410-9
4-09-407410-4
税込価格 1,100円
頁数・縦 629P 15cm

商品内容

要旨

勅使饗応に絡む高家筆頭吉良上野介のある頼みを断り、さらに火事場でのある行いから、五代将軍徳川綱吉の側近柳沢保明にも不興を買った、播磨赤穂藩主浅野内匠頭。広島三次藩から嫁した阿久利の幸せは、江戸城中松の廊下で、夫が吉良へ刃傷に及び、幕を閉じた。阿久利は亡き夫の遺言を果たすべく、御家再興を幕府に訴えるも、悲願叶わず、御家断絶に。幕府の裁きに不服な国家老大石内蔵助、剣豪堀部安兵衛ら赤穂浪士は、阿久利の制止も聞かず、吉良邸へ討ち入り、忠義を果たしたが…。刃傷の真実がいま明かされる!権力に闘いを挑んだ姫の生涯を描いた傑作。

出版社・メーカーコメント

高家筆頭吉良上野介と将軍側近柳沢保明に謀られ、切腹した赤穂藩主浅野内匠頭。夫の遺言を守るため、御家再興と義士助命に命を懸ける阿久利。広島三次藩に生まれた姫の、悲劇の生涯を余すところなく活写する!

著者紹介

佐々木 裕一 (ササキ ユウイチ)  
1967年、広島県三次市生まれ。2003年に、架空戦記『ネオ・ワールドウォー』(経済界)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)