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恋する検事はわきまえない

小学館文庫 な39−2

出版社名 小学館
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-09-407412-3
4-09-407412-0
税込価格 737円
頁数・縦 282P 15cm

商品内容

要旨

「特捜部初の女性検事」として期待と嫉妬を一身に背負う常磐春子は、着任早々、下水道事業の五社談合事件を任された。落とし所は末端社員の摘発―。だが、取り調べ中に闖入してきた被疑者の幼なじみによって、捜査は思わぬ方向に転がり始める(表題作)。見習い検事の倉沢ひとみが鹿児島に異動、シラスウナギの密漁をめぐって一騒動を起こす「ジャンブルズ」。小倉支部の万年窓際検事・久我周平が組織から孤立しながら凶悪暴力団に立ち向かう「海と殺意」ほか、「正義」の番人の懊悩に迫る全四編の連作短編集。解説は、文学紹介者の頭木弘樹氏。

出版社・メーカーコメント

愛想笑いとは無縁の女性検事が異動先の鹿児島で一騒動を起こす「ジャンブルズ」、小倉支部の窓際検事が孤立しながら凶悪暴力団に立ち向かう「海と殺意」ほか、全4話の連作短編集。「転がる検事」シリーズ最新作。

著者紹介

直島 翔 (ナオシマ ショウ)  
1964年、宮崎市生まれ。立教大学社会学部社会学科卒。新聞社勤務。社会部時代、検察庁などを担当。『転がる検事に苔むさず』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)