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世界と私のA to Z

講談社文庫 た142−1

出版社名 講談社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-06-537510-5
4-06-537510-X
税込価格 726円
頁数・縦 242P 15cm

商品内容

要旨

Z世代とは大人に決められた「属性」ではない。選択可能な「価値観」である―デジタルネイティブとして激動の時代を目撃してきたアメリカ育ちのZ世代である著者がポップカルチャーを分析し、鮮やかな論理で視界を開く!自分も他者も大切にしながら絶望の時代を生きる道しるべとなる画期的エッセイ。

目次

第1章 私にとってのセルフケア・セルフラブ―「弱さ」を受け入れる
第2章 私にとっての応援のものさし―「推し」は敬意で決める
第3章 私にとってのオリヴィア・ロドリゴ現象―もう搾取はされない
第4章 私にとってのSNSと人種問題―「文化の盗用」って?
第5章 私にとってのAsian Pride―アジア系としてのアイデンティティ
第6章 私にとっての仕事の意味―さよなら「アメリカンドリーム」
第7章 私にとってのスピリチュアリティ―新しい「信仰」のかたち
第8章 私にとってのライブ体験―「今」を楽しめることの奇跡
第9章 私にとっての美学とSNSの関係―「インスタ映え」より「自分ウケ」
第10章 私にとってのファッショントレンド―買い物は投票
第11章 私にとっての恋愛カルチャー―人生の本質を見つめて
第12章 私にとっての世代論―すべての世代が連帯し、未来を向くには

出版社・メーカーコメント

Z世代って何を考えてるの? SNS、音楽、映画、食、ファッション、etcZ世代当事者がアメリカと日本のポップカルチャーからいまを読み解く。不安の時代を生き抜くための知識が詰まった画期的エッセイ!Z世代が起こす優しい革命に、私も参加したい。斎藤幸平(経済思想家)世代論の本懐は「世代」というステレオタイプの境界を解消することにあるんだと気づいた。後藤正文(ミュージシャン)未来を作る作業は、Z世代の多様で切実な声に耳を傾けるところから始まる。佐久間裕美子(文筆家)◯「弱さ」を受け入れる ◯「推し」は敬意で決める ◯「文化の盗用」って? ◯買い物は投票 ◯「インスタ映え」より「自分ウケ」 ◯恋愛カルチャーの「今」◯すべての世代が連帯し、未来を向くには<Z世代とは?>1990年代後半から2010年頃までに生まれた世代。デジタルネイティブで、社会的不平等、人種差別、ジェンダー、環境問題に対して関心が高く、変革への意識が強いとされる。

著者紹介

竹田 ダニエル (タケダ ダニエル)  
1997年生まれ、カリフォルニア州出身、在住。現在カリフォルニア大学バークレー校大学院在学中。「カルチャー×アイデンティティ×社会」をテーマに執筆し、リアルな発言と視点が注目されるZ世代ライター・研究者。「音楽と社会」を結びつける活動を行い、日本と海外のアーティストを繋げるエージェントとしても活躍。2023年に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)