• 本

「お迎え」の思想 極楽浄土への往き方

出版社名 佼成出版社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-333-02932-7
4-333-02932-5
税込価格 2,200円
頁数・縦 222P 19cm

商品内容

要旨

“死”が可視化されたSNS時代。人生の終焉を見つめ直すことで、私たちは“命”の意味を知る。その智慧こそが、今を生きる“力”となる。ひろさちや氏が贈る、あなたへの「最後の一冊」。

目次

プロローグ ある禅者の臨終
第一章 「考えるな!」(「毒箭の喩」
捨置記―無意味な問いに対する沈黙 ほか)
第二章 浄土の誕生(キリスト教の天国は死後の世界ではない
輪廻は無限の再生の繰り返し ほか)
第三章 浄土の存在意義(三種の「浄土」
理想浄土は「別世界浄土」「往生する浄土」 ほか)
第四章 極楽浄土の本質(キリスト教における最後の審判
曖昧な日本人の他界観念 ほか)
第五章 浄土への往き方(お浄土に管理人はいない
阿弥陀仏からの招待状 ほか)

出版社・メーカーコメント

平安期、疫病や飢饉に絶望する人々を救った極楽浄土の思想。浄土教の信仰の起源から衰退した経緯を種々の宗教や経典を基に考察する。極楽浄土への行き方を、「仏さまが出迎えてくださる」という視点で解説する浄土教入門書。

著者紹介

ひろさちや (ヒロサチヤ)  
1936年(昭和11年)‐2022年(令和4年)。大阪市に生まれる。東京大学文学部印度哲学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科印度哲学専攻博士課程修了。1965年から二十年間、気象大学校教授をつとめる。退職後、仏教をはじめとする宗教の解説書から、仏教的な生き方を綴るエッセイまで幅広く執筆するとともに、全国各地で講演活動を行う。厖大かつ多様で難解な仏教の教えを、逆説やユーモアを駆使して表現される筆致や語り口は、年齢・性別を超えて好評を博する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)