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トロツキー最後の論戦 その批判的考察

出版社名 同時代社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-88683-979-4
4-88683-979-7
税込価格 2,420円
頁数・縦 303P 19cm

商品内容

要旨

一九三九年〜一九四〇年にかけて、SWP党内で行われたトロツキー、多数派とマーティン・アバーン、マックス・シャクトマン、ジェームズ・バーナムら少数派との論争の真実とは―。新たに発掘した少数派の論文、資料を基に、この分派闘争を再現、再検証して、トロツキーの不当な「論法」を明らかにする。これまでのトロツキー評価が一変する衝撃の書。

目次

第一章 「公的」解釈の問題点と真の争点
第二章 時代背景(独ソ不可侵条約と第二次世界大戦
ソ連軍によるポーランド侵攻
ソ連邦によるバルト三国軍事保護国化と冬戦争)
第三章 SWP党内闘争の経緯
第四章 トロツキー論争内容の再検証(少数反対派の「プチブル」規定
少数派「ブロック」の性格
弁証法
経済と政治
「具体的政治問題」
結び)

著者紹介

廣〓 伸一 (ヒロセ シンイチ)  
1950年東京生まれ。中央大学中退。在学中より第四インターナショナル運動に参加し、異なる時期に、小政治グループふたつに籍を置く。その後、実践活動の方針の違いから、それらグループを離れ、実践活動から身を引くも、理論上の疑問点を追求すべく、仕事の傍ら研究活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)