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血反吐怪談

竹書房怪談文庫 HO−699

出版社名 竹書房
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8019-4275-2
4-8019-4275-X
税込価格 858円
頁数・縦 255P 15cm

商品内容

要旨

決してスッキリとは終わらない“厭”がいつまでも後を引く…。家族二人ずつで居間に出入りするという奇妙な日常生活、その理由とは…「村越家のルール」、移住した古民家の屋根裏にある謎の引き戸は…「猿専用」、回収しても何度もゴミ集積所に現れるフランス人形はかなりヤバい代物で…「ギロチン人形」、正式な手続きを踏まずに神像の身を削り取ってお守りを作ってしまった結末は…「聖域」、自慢の娘の衣服にある時から血痕が付くようになり…「血の娘」ほか、血反吐を吐くほどの救いようのない絶望が次々と襲う最凶怪談全39話を収録!

目次

五対六
圧迫返し
箱の中身は
置き土産
個人的な理由
母の正論
自殺志願
ごちそうさまでした
よし、死のう
新鮮
終の棲家
ベランダ人
黒い家
村越家のルール
踊る影
しつこい香水
猿専用
幸せ仲間
魅了
無事、退学〔ほか〕

出版社・メーカーコメント

無間地獄、開口。じくじくとした恐怖と不安、人間の闇の部分を覗いてしまった何とも言えぬ「厭」がいつまでもあとをひく最凶怪談集!

著者紹介

つくね 乱蔵 (ツクネ ランゾウ)  
福井県出身。第2回プチぶんPetio賞受賞。実話怪談大会「超‐1/2007年度大会」で才能を見出されデビュー。内臓を素手で掻き回す如き厭な怪談を書かせたら右に出る者はいない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)