恋する女帝
出版社名 | 中央公論新社 |
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出版年月 | 2024年12月 |
ISBNコード |
978-4-12-005868-4
(4-12-005868-9) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 362P 20cm |
商品内容
要旨 |
天平文化華やかなりし世に即位する孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、二十一歳で史上唯一の女性皇太子となった。皇位継承後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが…。「女帝はみな、わが腹を痛めた子への橋渡しとして、帝の役目を果たしてきた。しかし、朕は違う。朕は朕のために玉座につく。この国で初めておのれのための女帝となる」 |
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出版社・メーカーコメント
奈良の都、最大の醜聞女帝×「日本三悪人」道鏡−−許されぬ恋の真相は?天平勝宝元年(749年)に即位した孝謙天皇(のちに称徳天皇として重祚)は、「奈良の大仏」造立で知られる父・聖武天皇の後継者として、21歳で史上唯一の女性皇太子となった。即位後、近臣・藤原仲麻呂に支えられ治世は安定しているかと思われたが……。平城京が騒然とした皇室スキャンダルと、天智天皇以降の皇統の謎に迫る、中山義秀文学賞受賞第一作。【目次】序章 神託一章 うるわしの姫天皇二章 弓削から来た禅師三章 奴を王と呼ぶとも四章 大枝の里の刺客ども五章 東の国の空の下