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核開発地域に生きる 下北半島からの問いかけ

出版社名 同時代社
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-88683-978-7
4-88683-978-9
税込価格 2,530円
頁数・縦 270P 21cm

商品内容

要旨

核開発施設がひしめく下北半島。そこに暮らす普通の人々は何を思うのか―。3.11後から現地調査を重ねた執念の共同研究。

目次

第1部 核開発の始動(原発に消えた学校―もう一つの「ふるさと剥奪」の履歴
ぼくの町に原子力船がきた―「騒動」としての核開発
教師として地域に生きる―「生活台」としての東通村・白糠)
第2部 核開発の浸透(地域における自由な対話は、どうすれば可能か―他者の思いによりそう民主主義
激変した生まれ故郷で変わらない暮らしを残したい―六ヶ所村に戻り住み続ける理由
沈黙から、語り合いへ―一発勝負で終わらない下北半島の作り方)
第3部 核開発の転調(中間貯蔵施設になぜ反対し続けるのか―不可視化への抗いと市民の記録
“独りよがり”をめぐる葛藤―核開発地域における教育改革
能舞をつなぎ、白糠で生きる―暮らしの主体であり続けるために
「原発“も”あるんだよ」から「廃炉でもいいんじゃね?」へ―変わらずに変わってい行く)

著者紹介

安藤 聡彦 (アンドウ トシヒコ)  
埼玉大学教育学部教授。1959年生まれ
西舘 崇 (ニシタテ タカシ)  
共愛学園前橋国際大学国際社会学部准教授。1978年生まれ
川尻 剛士 (カワジリ ツヨシ)  
山口大学教育・学生支援機構助教。1993年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)