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東京新大橋雨中図

新装版

文春文庫 す6−18

出版社名 文藝春秋
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-16-792326-6
4-16-792326-2
税込価格 968円
頁数・縦 370P 16cm

商品内容

要旨

「小林さんの絵は、きっと売り物になります」版元のその言葉が、もと御家人の男を決意させた。激動の時代に飲まれた人々の、心優しさとむごたらしさを噛みしめ描いた「東京新大橋雨中図」は一世を風靡したが―明治初年の東京を舞台に「最後の木版浮世絵師」小林清親の半生を描く第100回直木賞受賞の傑作時代小説。

著者紹介

杉本 章子 (スギモト アキコ)  
1953年、福岡県に生れる。1979年、「男の軌跡」で第4回歴史文学賞佳入賞。1988年、『東京新大橋雨中図』で第100回直木賞を受賞。2002年、「信太郎人情始末帖」シリーズ第1作「おすず」で第8回中山義秀文学賞を受賞。綿密な時代考証に基づいた作品群に定評がある。2015年12月4日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)