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三つ星の頃

ちくま文庫 の3−3

出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-480-44012-9
4-480-44012-7
税込価格 880円
頁数・縦 207P 15cm

商品内容

要旨

星の随筆家として活躍し、当時太陽系第9番惑星として発見された星の和名を「冥王星」と名付けた野尻抱影。いまなおその功績は輝き愛され続けているが、厖大な著作を世に放った野尻が大正13年に初めて刊行した本はエッセイではなく、若者たちに向けた小説集だった。少年の心を占めるオリオンの光が印象的な表題作「三つ星の頃」ほか自然の息吹を感じる11篇を収録。

出版社・メーカーコメント

生誕140年を迎える冥王星の名付け親、星のエッセイスト・野尻抱影による唯一の小説集! 自然の息吹を感じる11の短編を収録。解説 名取佐和子

著者紹介

野尻 抱影 (ノジリ ホウエイ)  
1885年、横浜に生まれる。早稲田大学英文科卒業。甲府中学校・麻布中学校の英語教諭を経て研究社に入社。早くから星に興味をもち、1930年に新発見された第9番惑星Pluto(2006年より準惑星)の和名を「冥王星」とする。翻訳書も含め百点を超える作品がある。作家・大佛次郎は実弟。1977年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)