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音楽未来会議 4つのテーマで読み解く「これまでの10年」と「これからの10年」

出版社名 リットーミュージック
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-8456-4208-3
4-8456-4208-5
税込価格 2,420円
頁数・縦 207P 21cm

商品内容

要旨

激動の音楽業界を生き延びるための「文殊の知恵」。過去を知り、未来に備えよう!音楽ジャーナリストの柴那典、エンターテック・エバンジェリストの山口哲一、音楽マーケティングスタートアップ株式会社LABの代表・脇田敬の3人が、それぞれの現場での豊富な経験を元に「ヒットとブレイクの10年」「ライブとフェスの10年」「メディアとレーベルの10年」「マネーとクリエイトの10年」という4つのテーマで、音楽業界や音楽シーンのこれまでの10年を振り返り、さらに今後10年のあり方を予見。いよいよデジタル化が進み、海外進出の障壁も下がってきた激動の時代に、音楽活動やビジネスを展開する上で押さえておくべきトピックが満載で、今後の指針を得るには必読の内容となっています。

目次

1 ヒットとブレイクの10年(ビルボードジャパンが変えたヒットチャート〜社会的な合意が見えるチャートへ
YOASOBIが示したゲームチェンジ〜注目されない側から物事を始めた人たち ほか)
2 ライブとフェスの10年(2024年のコーチェラから見えること〜88risingと日本人アーティスト
2010年代からのフェスカルチャーの台頭〜SNSによりメディア化する大型フェス ほか)
3 メディアとレーベルの10年(かつてレコード会社が音楽業界の中心だった〜メジャーデビューが成功の一本道の時代
透明化と分散化の功罪〜個人がむき身で市場と向き合わないといけないタフな時代 ほか)
4 マネーとクリエイトの10年(デジタル革命後の音楽ビジネス〜音楽の未来はエンタメコンテンツの未来を先取りする
J‐POPと「IP化する音楽」〜アニメの世界観に合わせて曲を作るということ ほか)

出版社・メーカーコメント

激動の音楽業界を生き延びるための「文殊の知恵」過去を知り、未来に備えよう

著者紹介

柴 那典 (シバ トモノリ)  
音楽ジャーナリスト。1976年神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。京都大学総合人間学部を卒業、ロッキング・オン社を経て独立。音楽を中心にカルチャーやビジネス分野のインタビューや執筆を手がけ、テレビやラジオへのレギュラー出演など幅広く活動する
山口 哲一 (ヤマグチ ノリカズ)  
音楽プロデューサー/エンターテック・エバンジェリスト。Studio ENTRE(株)代表取締役社長。エンターテック・ユニバーシティ学長ファンダー。情報経営イノベーション専門職大学(iU)超客員教授。MusicLaneFestival沖縄プログラムディレクター。起業家育成と新規事業創出を行うスタートアップスタジオ代表。デジタル化とグローバル化が進むエンタメビジネスの近未来を実戦的に切り拓く行動を続けている
脇田 敬 (ワキタ タカシ)  
株式会社LAB代表取締役。音楽プロデューサー。マネージャー。「デジタルコンテンツ白書」(経済産業省監修)編集委員。1971年生まれ。レコード会社勤務、ライブハウス/クラブ・マネージャーなどを経て、有限会社FLYMUSICを設立。多くの新人アーティストのマネジメント、制作を行い、メジャーデビュー、ブレイクへと導く。並行して音楽ビジネス知識を広める発信や著述活動、人材育成も行う。2023年、音楽マーケティングスタートアップ、株式会社LABを設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)